種族:なし
代名詞:彼女
身長:152cm
私、あなた→あんた→お前、◯◯さん
ボルテージが上がると言葉が乱雑になる傾向がある。
「ええ、私に任せて」
「私って私のために存在してたんじゃないんだ……人間ですらないのよ………?それなら………それなら私は………」
「オエ゛ーーー!!!!!!!!!月島この野郎!!なんで白米にソースを並々と掛けるんだよ!!馬鹿野郎が!!お前は今後一切、絶対に、何も作るな!!」
市内の学校に通う「普通の中学生」。
親は仕事で殆ど家にいない。
何事も一番と言うほどではないが、それなりにそつなくこなせて周囲に溶け込む事を至上の誇りとする「小市民」。だから他者を頼る事が苦手で、「努力」を常に忘れない。
それが「一条 るか」の全てである。
その正体は自身も知らないが、別の並行世界からやってきたとある術者の施した世界を掌握するための計画の一部。周囲に溶け込み違和感を覚えさせず、術者の意図した思想や概念の刷り込みを行う為の「舞台装置」。
しかし、その計画を果たす前に術者は死亡。
自分がいつからここに住んでいて、自分がどんな人間で、どうして親がいないのかもわからなくなっていき混乱する。周囲の方が自分より自分を知っている状況にも狼狽える。
そして周囲が彼女の様子になんらかの介入が必要と判断するものの、他者を踏み込ませない安全装置が働いてしまうので、因果を改変し介入が必要でないと判断させるよう無意識に仕向けてしまう。
詰みを感じている所に月島という謎の男が彼女の前に現れ、彼女の生活は一変する。
一条 るかの人間の介入を遮断する機能は月島には無効な為、なんやかんやあって月島は親戚の一時的な保護者として迎え入れるに至り、二人の凸凹で奇妙な生活が始まる。